注意

  • 1 ある程度の割合で独断と偏見が含まれます
    2 この知恵ノートを参考にしてトラブっても当方は一切責任を持ちません。
    3 インチアップは公道等を走行するうえで自己満足以外にはメリットがありません。
  • 【重要】
  • 純正サイズ以外のタイヤやホイールを使用するのはれっきとした改造です。
  • 純正品でないため、とくに以下のような場合に保険等の適用を受けることができない可能性すらあります。
  • 1 保安基準に適合しない状態で公道等を走行
  • 2 自己、同乗者または他人に危害を及ぼす恐れがある改造
  • 自己責任という言葉の意味を考えてください。

本題に入る前に

以下の知識のない人はまずこちらをご覧ください。

リンク先の私の知恵ノートじゃ余計にわかりにくい?もっともです(笑)

太字の単語等で検索して、理解してから本題にお進みください。



 タイヤサイズ  ロードインデックス(以下ではLIと書きます。) → リンク

 ホイールサイズ  → リンク


インチアップ

一般的にはホイールのリム径を大きくすることをインチアップといいます。


  • 本来:ブレンボなどの大型のキャリパーを装着する目的
  • 現在:おもにドレスアップ(もちろん私もその一人)


何インチにするのか考える。

純正サイズ

  • タイヤ   205/60 R16 LI 92
  • ホイール 16×6.0J 5-114.3 INSET50

何インチのリム径にするのか?が出発点です。

17インチにインチアップしようと思います。


タイヤのサイズを考える。

純正タイヤ205/60R16の外径はどのくらいでしょうか?

計算上の外径は 652mm になります。

これに近くて、なおかつ超えない17インチのタイヤを選ぶのが基本です。

 タイヤサイズ
  幅
 直径
適用リム幅
適否(独断)
 225/45R17
+20mm
-18mm
 7~8.5

 235/45R17
+30mm
 -9mm
 7.5~9
×
 245/45R17
+40mm
 ±0mm
 7.5~9
×
 205/50R17
 ±0mm-16mm
 5.5~7.5

 215/50R17
+10mm
 -6mm
 6~7.5

 225/50R17
+20mm
 +4mm
  6~8

一般的に販売されているタイヤサイズで近いものを選び出してみました。
あくまでタイヤサイズ呼称からの計算値です。

  • 走行性能をなるべくスポイルしない。
  • 極端に偏平率の低いものは大嫌い。
  • リム幅はなるべく純正~7インチ
  • あとは独断と偏見で選ぶ。
205/50R17か、215/50R17が良さそうです。

リム幅とインセットを考える。

それでは◎のサイズに組み合わせるホイールを選びます。


タイヤには適用リム幅というものがあります。

上表はあくまで一般的なタイヤメーカーの多くで適用リム幅となっているものです。

ただ、適用リム幅であっても・・・

  • 下限は全体がムッチリする(笑)
  • 上限は微妙に引っ張り気味で空気圧調整をシビアにする必要がある。
  • したがってリム幅は6.5~7.0インチくらいがベター

次にインセットを考えます。
内側に広がると車体や足回りへの干渉することが考えられます。
外側に広がればフェンダーからはみ出すことも十分考えられます。

  • 内側への偏移は極力避ける。
  • 外側はもちろんはみ出さない範囲で決める。
これを基本に同車種で17インチホイールを履いている人に確認してみました。

  1. 別グレード純正17インチホイール(実測)
  2. O・ZスーパーツーリズモWRC17インチホイール(メールで確認)
そしてその結果・・・
車両

タイヤサイズ
ホイールサイズ
樹脂フェンダー
(5mm厚)
内側車体等
への干渉
フェンダーアーチ
はみ出し余裕

205/50R17
17×6.5J +50
なし
なし
余裕約25mm

215/50R17
17×7.0J? +45
あり
なし
余裕約12mm
※O・Zのフランジ形式がJかJJかわからなかったので「?」としました。

ホイールは17×7.0J 5-114.3 INSET45±5で選びます。

タイヤとホイールを選ぶ。

000-inch.jpg
左が純正(スタッドレス装着)、右がインチアップ後です。

最終的に選択したのは・・・
ホイール
ブリジストンアバングレードタイプツーリング063 17×7.0J 5-114.3 INSET40
タイヤ
ブリジストンプレイズPZ-X 215/50R17 91V

純正比

フェンダーアーチ側では外側に15mm、車体側でも外側に5mm移動。
タイヤ外径は6mm小さくなります。
いずれも計算上の値ですが、実際は純正サイズのスタッドレスタイヤよりかなり小さく見えます。
フェンダーアーチからのはみ出し、車体や足回りへの干渉、ともにクリアーです。

空気圧調整

LIが92(純正)から91になっていますので、最大負荷能力615kgを変えないように240kPa充填にしています。

参考URL:http://www.bridgestone.co.jp/personal/knowledge/tire_size/05.html

ハブリング

車両に取り付ける際、ハブリングをつけるとよりGOODです。


純正のホイールの場合、車両のハブ径に合わせてあることがほとんどで、メーカー、車種で様々です。

汎用ホイールとしてさまざまな車種につけることができるように市販アルミホイールのハブ径は大抵73mmです。

写真は私の使用する60mm-73mmのハブリングです。

 IMG_20121226_123505.jpg

※ただし、日常的に一般道を走行するうえでは付けなくても大きな影響はありません。ハブ径はメーカーや車種で異なります。



付けてから必ず確認!


足回り(特にブレーキキャリパー)に干渉していないか。

写真のとおり、大径ホイールはデザイン面(スポーク、フィン等) を大きく見せたいのでリム深底の部分を奥にしているタイプがあります。その極端なものをリバースタイプリムといいます。

ブレーキを強化したりキャリパーを大型化するとインチアップなのにキャリパーに干渉することすらあります。
そのほかにも幅広タイヤの採用によりアームやストラット等に擦ってしまう場合も考えられます。
もちろんいずれも保安基準不適合の上、きわめて危険です。

フェンダーアーチからはみ出していないか。

最上部(鉛直線上)だけでなく、前方30度~後方0度の範囲ではみ出していては保安基準に適合しません。
※修正点:最初、入力ミスで後方30度としてしまったのを見逃していました。ごめんなさい。

終わりに

わかりにくい、くどい、うざい・・・これが私のデフォです。

ここまで読んでくださった貴方に敬意と謝意を表します。


ありがとうございました。

このノートのライターが設定した関連知恵ノート

  • タイヤ交換 タイヤサイズと適正空気圧
  • タイヤ交換 ホイールサイズとタイヤ組付け